社団法人日本ウォーキング協会加盟団体

特定非営利活動法人町田ウォーキング協会

歩くことは生きること、生きることは歩くこと

714多摩丘陵散策


714_シオリ
 さびしさも
  纏(まと)ひ戻りぬ
   花衣
  和田貞子(梅林同人)
 町田市は、地形的には神奈川県に属しています。町田市に最源流が在る一級河川鶴見川、二級河川境川の河口は相模湾です。道路も川沿いに通じています。都の府中市、日野市、八王子市、多摩市とは多摩丘陵が交通の障壁となっています。

 こんな町田市が東京都に移管されたのは、多摩川が都の飲料水として利用されるに伴ったもので、その間、自由民権運動が盛んだった町田は、多摩川と一緒に神奈川県から追い出されたと言われています。自由民権運動の資料が鶴川の自由民権資料館に保存されています。

 町田の背骨の様な多摩丘陵は、交通の障壁となっていて、横浜線相原トンネルや小田急線玉川学園トンネルは苦心の末、造られました。町田市民の長年の夢だったモノレールは工事が先延ばしされ、何時出来るか、不明です。多分、私の生きている内には出来そうもありません。

 こんな多摩丘陵を利用して、日大三高、早実、町田ゼルビアのグラウンドが造られています。都、横浜の発展に伴い多摩丘陵にも開発の波は押し寄せて来ています。都は緑地や保存地域に指定して多摩丘陵の保全に務めています。MWAも「公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会」に加入して微力ながら子孫たちに自然を残すために活動しています。

 今日は、七国山緑地保全地域の鎌倉古道(上の道)と図師小野路歴史環境保全地域を通り、自然の素晴らしさを実感していただきます。この景観を守るためにボランティアの市民団体の活動があります。感謝、感謝です。この一帯は、朝日新聞社が選んだ「にほんの里100選」に東京から唯一、選ばれています。都内最古の城跡(小野路城址)が在ったと伝えられています。

 四季、何時訪れても風のそよぎと小鳥のサエズリや若葉、青葉の里山に溶け込み、歩いているだけで日頃の疲れが癒やされます。森林浴で人間性回復効果が得られる素敵な場所です。30年前に初めて歩いたときに感じた喜びと感動は、今でも変わりません。木の葉の散った冬も空の広さ、青さが際立ち、気持ちがいいです。道に迷っても10分程歩けば車道に出ます。熊、猪、鹿は居ません。安心して歩けます。是非、家族、友人etc.と一緒に歩きに歩いてください。町田自慢の里山です。

 5月5日は八王子市と境界の里山を歩きます。素晴らしい里山です。歩いて感動を分かち合いましょう。是非、お出で下さい。
        村田淳郎
  多摩丘陵

 緑したたる
 里山は
 自然の
 営(いと)なみに
 同化し
 暮らし
 生きていた
 大勢の祖先が
 春の訪れを
 小鳥の様に
 歓喜し
 歌い
 踊り
 恋をしたに
 違いない

   村田淳郎

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