808会長挨拶




 「花に嵐」のたとえの様に今日(3/31)は、風雨強く花見どころではありません。予報では雨でした。桜が咲くと稲作の準備を始める標準木でした。代掻き、苗床作りを始めました。日本人の生活を支える米作りの合図の木なのです。山桜が標準木です。寒さの為、米の出来なかった北海道でも品質改良が行われ、「ななつぼし」が産み出されています。アメリカでは陸稲(おかぼ)のカリフォルニア米は、結構食べられます。広い大地に飛行機で「もみ」を播き、作付けをして作っています。美味しいアメリカの米は日本の半額以下です。

 日米親善のために贈った約 2,000 本の桜は害虫が発生したので、焼却処分にされました。翌年、日本の威信をかけ、植物学者が山桜に接木した 3,000 本の染井吉野が送られました。その桜が根付きました。

 アメリカからは返礼に花水木が送られて来ました。日本各地でみられる花水木はその子孫です。染井吉野の寿命は 60 年から 70 年と言われていますが、剪定を上手にやり、手当が良いと 100 年以上元気な木も沢山あります。桜は人間の誠意に応えてくれます。

 「桜を切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」は、桜は剪定した所から細菌が入り、木の幹が腐りますので、腐敗防止の処理をしなければなりません。パッと咲いてパッと散る美しさ、潔さ、儚さは日本人の心情に重ね合わせて、最も愛される樹木になっています。

 戦車道路(尾根緑道)は相模原の陸軍工廠で造られた戦車のテストコースでした。多摩丘陵を馬場(バンバ)から桜美林大の裏までのコースでした。計画では、長沼公園、稲城ありがた山、登戸、新百合ヶ丘、読売ランド、鶴川を結ぶコースが計画されていました。それらの丘陵は MWA の格好のウォーキングコースとして歩いています。爆撃が激しくなり、危険になったので戦車の試走は 1 回しか行われませんでした。16 号から南多摩斎場迄は多摩ニュータウンの施設資材の運搬用道路として使われました。道路の周辺は広いグラウンドが確保できるため、桜美林、日大三高、早実などの強豪校が犇めいて、FC ゼルビアも誕生しています。

 次会 4 月 19 日(日)「鶴見川源流ウォーク」です。一級河川鶴見川の最源流を歩きます。地元に暮らしている MWA だから出来るウォークです。何回もトライし、ようやく作り上げた自慢のコースです。一級河川の最源流を楽しく探索出来ます。MWA だから歩けるコースです。思い出に残るコースになるので是非、お出でください。笑顔のあなたにお会い出来るのを楽しみにしております。
   村田淳郎