726_2022年11月25日_境川の源流探訪
明けきらぬ
余寒の朝の
浅き夢
相馬秀子(梅林同人)
突然の息苦しさに襲われ、心不全の再発を恐れて、11 月 12 日に診察即入院となりました。病状は回復し、落ち着
いています。歩きすぎが原因と言われています。日頃から自分でも歩くのを制御して来たつもりだったのですが、過
信と認識不足が生んだ結果、皆さんに迷惑を掛ける事になり、本当に申し訳ありません。10/22 にリハビリ病院に転
院。心臓にどこまで負荷をかけられるかを確かめて退院となる予定です。25 日の例会に間に合えばいいのですが...。
町田市は多摩丘陵に抱かれて都市型一、二級河川の源流が在る、全国でも珍しい市です。都市型河川は街中を流れ
る河川で、生活汚水、排水の流出経路になっています。鶴見川は町田市、川崎市、横浜市、境川は大和市、藤沢市を
陰で支えている重要な川です。又、情報、交通、物資、文化 etc.の流通経路になっています。稲作の伝播、普及に、
鎌倉古道、絹の道、信仰の道や、将軍の鷹狩の場として利用されています。
利用勝手の良い反面、一旦、洪水が起こると大変な被害をもたらしました。近年まで膨大な費用をかけた工事が行
われていました。武蔵と相模を二分する境川沿いには、人々の生活や暮らしに密着した遺構や神社、仏閣が見られま
す。村落、神社、仏閣は川から離れ、山際か石垣で嵩上げています。洪水対策が進んだ最近では、土手のすぐ傍まで
住宅が進出しています。急激に都市化の波に洗われた境川沿いには、城跡、古戦場、巡礼道、鎌倉古道と、全長 40km
足らずの川筋には歴史を物語る史跡が多く在り興味を引かれます。
境川の源流は町田市(東京都)では草戸山(町田市最高峰、別名一年山 365m)だと思っていたのですが、相模原市(神
奈川県)では穴川になっています。穴川(境川支流)は城山(ダム)の麓から湧いています。
今日は近々起こるだろうと予想される東南海トラフ大地震災害備蓄食料(町田市備蓄)を試食していただきます。ビ
スケットは朝配布、昼は混ぜご飯(アルファ米)を食べます。ご意見、ご希望があればお寄せください。私は味噌を加
えて欲しいと思っています。疲れた時の味噌汁は格別ですし保存が効きます。
心不全の再発で昭和医大に再入院して今日で 10 日目、明日はリハビリ病院に転院予定です。症状は改善し、体調は
良好です。体重 5kg 減、毎日院内を 6km 歩いています。歩きすぎで再発したと言われているのに、「懲りない」と思
われますが、パルスオキシメーターを着装してのウォークです。勿論、生きるためのウォークです。自己責任です。
次会 12 月 3 日(土)「秋愁、御殿峠越え」八王子と町田・相模原をつなぐ御殿峠は国道 16 号線が通っています。国
道から一歩、道をそれると昔の古い道がいまだに残っています。そんな道を巡り、昔の苦労を偲びたいと思います。
長い間、歩いていないので道が在るかどうかわかりません。車だとあっという間に通り抜ける道も舗装されてない道
を人力や牛馬に引かせて通るのは大変な事でした。鎌倉古道も残っています。
11 月の例会は、私の体調不良で欠席して、皆さんに御迷惑をお掛けしました。今後は十二分に体調維持に気を付け
て頑張ります。
本日は、笑顔のあなたにお会い出来るのを楽しみにしておりましたのに、真に残念でした。次会は絶対歩きます。
元気はつらつとしたあなたから励ましの力をいただくためにも出かけます。今からお会いするのが待ち遠しいです。
元気になります。 村田淳郎
死に損ない
突然の息苦しさ
空気を求め
喘ぐ魚だ
一息ごとに
生への執着が湧く
今ここで
死ねない
死なない
死に損ないの
切なる祈り
2022年
11月23日
午前11時54分
元気です。
村田淳郎
726 写真 渡瀬茂博さん