社団法人日本ウォーキング協会加盟団体

特定非営利活動法人町田ウォーキング協会

生きることは歩くこと、歩くことは生きること

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725明るく、元気にほがらかに


725シオリ

725_2022年11月13日_明るく、元気にほがらかに

 黄落の
   並木遠き日
     遠き人
小林草山(梅林主宰)
 山茶花が咲く11月3日文化の日前後に、日本スリーデーマーチが埼玉県東松山で行われました。私がウォーキングに魅了され、町田ウォーキング協会を立ち上げるきっかけとなった大会です。コロナや台風で3年間中止になり、4年ぶりに再開された第45回大会です。昨年、心不全を患い体調に不安があったので主治医に相談した結果、許可はもらえませんでした。「あくまでも自己責任で出場するなら仕方がない」との一言で出場を決意しました。何時も他人のせいではなく自分のせい(責任)で生きています。常に死の時は自分で決められたらいいなと思っています。

 平成2年(1990年)、今から32年前、ウォーキングの事を何も知らずに、無謀にも50kmコース3日間にトライしました。1日目から片足8ヶ肉刺(まめ)、両足16ヶ肉刺に悩まされ、足の裏は腫れ上がり痛くて歩ける状態ではありませんでしたので、2日目中止を決意しましたが、2日目の朝になると腫れは引いて、我慢すれば歩ける程に回復していました。3日間歩き終えたときは傷みがひどく、やっとの思いで家に辿り着きました。

 笑顔の子供や老人に追い抜かれ、周りの景色や人々に気をつかう余裕はありませんでした。全国からこんな沢山(約10万人)の人達が歩くためだけに集まり歩くのは何のためかと真剣に考えました。利害関係や名誉、栄達無く、損得勘定抜きにして、唯、歩くためだけに夢中になっている姿は凄いとしか言い様がありませんでした。

 それをきっかけに靴選びと歩く会巡りを始めました。日本では、まだウォーキングシューズは発売されていませんでしたのでアメリカのロックポートを選びました。その後何足か履き替えて、自分の足に合った靴に出会うまで10年以上かかりました。今はミズノのウォーキングシューズに出会い、足のトラブルから解放され、生涯の友に出会った様な安楽な気持ちです。

 今迄、熊野古道、四国遍路、オランダナイメーヘン歩くオリンピック、イギリス、アメリカ、スイス、ドイツetc.と仲間に支えられながら歩いて来ました。気づいたのは「歩く事は生きる事」です。自分自身のためです。自分の足で歩いて掴み取るのは、ささやかな満足感と達成感や生きている喜びです。皆さんと、ささやかな喜びを一緒に味わいたいと始めた会です。私も世話人も皆ボランティアです。偉い人は辞めていきます。

 今日のコースは車道を避けて、自然を訪ねて、成瀬の体育館迄最短距離で歩こうと考えて作りました。芹ヶ谷公園は7ヶ所の湧水が在り、恩田川(都市型1級河川鶴見川の二大支流の一つ)源流の一つです。以前は近辺の水道水として利用されていました。水道事業の東京都へ移管に伴い、災害用水として利用される事になっています。町田は多摩丘陵によって東京都下の市町村とは隔てられています。多摩丘陵は湧水が豊富で縄文、弥生時代から大勢の人々が暮らしていました。今でも尾根緑道の南斜面からは時々、遺跡が発掘されます。国指定高ヶ坂遺跡は内陸で初めて見つかった敷石住居跡として急遽指定されました。それ以後、内陸では沢山、見つかりました。道は谷戸を通り横浜線沿いに通じています。

 次会、11月25日(金)「境川の源流探訪」です。久しぶりに都市型2級河川境川(下水放流)最源流を訪れます。境川は暴れ川として恐れられています。下流の藤沢市では洪水対策工事が今でも行われています。緊急対策用備蓄ビスケット、混ぜご飯を市からもらい、食べていただきます。「災害は忘れた頃やって来る」を再認識していただきます。

 今日は本当にお疲れ様でした。次会、明るい笑顔のあなたにお会い出来るのを楽しみにお待ちしております。   村田淳郎
 
   合掌

 米、大根
 衣類、家
 作れるか
 周りを見ても
 何一つ自分で
 作った物は無い
 みんな、すべて
 人様の作った物
 今日まで
 生きながらえて
 いるのは
 人様のお陰
 日々感謝、合掌
 あるのみ

   村田淳郎

725 写真 渡瀬茂博さん

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