社団法人日本ウォーキング協会加盟団4

特定非営利活動法人町田ウォーキング協会

生きることは歩くこと、歩くことは生きること

720
八月が逝く
 あちこちに
   死者残し 
  島田 武(梅林同人)
 暑い、暑い、今年の夏は特別に暑い。例年実施している墓参や旅行を中止して、家に閉じこもっています。味噌、梅干し作りや、ぬか漬け、辛子漬け(我家伝来)に挑戦しながら、週に一回、畑耕作に従事して過ごしました。何れも作品は自己満足の域を出ていません。妻からは合格点を貰っていませんので……。畑では里芋、さつま芋、カボチャが頑張ってくれています。充分、秋には食べられない程の大収穫だと、毎年思うのですが……。

 ブルーベリーはこの暑さのせいで甘みが回り、美味です。十二分に楽しんでいただけると思います。下見を2回実施して熟成を確かめています。
 唯、不安は参加してくださる方の減少です。コロナ前は100人以上だった参加者が、最近では50名前後になり、寂しい限りです。もっとも役員(世話人)も5人しか出席しない会もあります。会を立ち上げてから28年、常に「歩く事は生きる事」と思って続けて来ています。新陳代謝を促し、免疫力を高める事は、特に高齢者には必要です。厚生労働省や学でも認められている事実です。

 現に私は高血圧、糖尿、心不全、動脈瘤を克服して生きています。歩くのも、例会で皆さんについて歩くのがやっとで、坂道では遅れます。でも歩いています。完歩した満足感とウマイビールを飲むために続けています。私にはまだまだ夢があります。努力次第で叶うと思っています。

 他人の評価なんて関係ありません。一生懸命になれば見えなかったものが見え、感じなかったものが感じられます。ものの判断基準には、上手、下手、速い、遅い、短い、長い等々ありますが、他人が競争相手ではありません。一方的に好きになり、夢中になり、対価を求めない点は何となく恋愛感情に似ています。私の場合は「歩く事」は生きがいになるほど昇華しています。「歩く事の大切さ、必要性」の体験を通して皆さんに実感していただきたいと思って活動をしています。

 絶対歩く事はいいとわかっていても、医者で歩いている人は少ないのが実情です。現実に「今、困っていないから歩かなくていい」でも、生物は確実に時間の経過と共に老います。私に歩く事を勧めた医者は老人ホームに入り、先日亡くなりました。どんなに知恵、知識、富があっても、自分の足で歩かなければ寂しい限りです。

 人間は何のために生きているのか、若い頃真剣に考えた事が思い出されます。人間は人生を楽しむために生きている。決して悩んだり、苦しんだり、殺し合うために生きているんだとは思いません。だから、楽しんで笑顔で生きなければなりません。他人に頼らず、世間に迷惑を掛けず、自分のやりたい事をやって、好き勝手に生きたいものです。それには「歩く事が、歩ける事が基本(大切)だ」と思っています。

 人生百年、長い様で短いものです。楽しんで、笑顔で生きるために今日も歩いています。是非皆さんもご一緒に歩いて、歩いて、楽しく笑顔で暮らしましょう。次会も元気なあなたにお会いできるのを楽しみにしております。
           村田淳郎
※昇華(しょうか)…ある状態から、さらに高度な状態へ飛躍すること。
  夏(2022年)

 酷暑、豪雨
 コロナ、ウクライナ
 元統一教会、大谷
 何時も他人事、
 傍観者
 唯ひたすらに
 神頼み、
 仏の慈悲にすがり
 生きながらえて
 私が居る

     村田淳郎

720 写真 渡瀬茂博さん

720_1
720_2
720_3
720_4
720_5
720_6
720_7
720_8
720_9
720_10
720_11
720_12
720_13
720_14
720_15
720_1 720_2 720_3 720_4 720_5 720_6 720_7 720_8 720_9 720_10 720_11 720_12 720_13 720_14 720_15