社団法人日本ウォーキング協会加盟団4

特定非営利活動法人町田ウォーキング協会

生きることは歩くこと、歩くことは生きること

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素足好き
  土に育ちし
    遠き日々 
  山根穎子(梅林同人)
 座間は昔から湧水で有名です。水があれば人の暮らしがあり、街が出来、道が通じ、文化が生れます。由緒ある寺社も多く、点在しています。戦前には陸軍士官学校が手狭になった市ヶ谷から移転して来ました。その跡地には米軍の司令部が置かれています。在日米軍キャンプ座間は、世界戦略上重要な最前線基地です。厚木基地と共に身近に在る存在を意識しない訳にはいきません。

 久しぶりに訪れる相武台前駅周辺の米軍相手の歓楽街は姿を変え、その面影を見る事も出来ません。谷戸山公園は木々が生い繁り、森になっています。昼間も薄暗く、手入れの大変さを窺わせます。

 例会を再開して3ヶ月、参加者はコロナ前(2年前)の半分(約50名)にも満たない状態です。淋しい限りです。歳をとっても肉親や他人(社会)の世話にならずに生きるのには、歩く事が一番大切だと思い、活動して来ました。大病しても乗り越えられます。金もかかりません。唯、歩き続けるだけで、誰にでも出来ます。歩けない、歩かない理由はすぐ見つかります。だけど、歩かなければ、歩けなくなります。あなたの足を動かすのはあなた自身です。誰もやってくれません。金持、有名人も同じです。

 「今、歩けるから大丈夫」と思っていませんか。三年後も歩けますか。それを証明するのは、今から歩く事だけです。自分の足は自分を裏切りません。誰でも歳を取り、歩けなくなります。克服(こくふく)するのは歩く事だけです。唯、歩き続ける事だけです。歩き続ける事は難しい。いつも、なかなか出来ない。だから、みんなと集まって一緒に歩こうとしているのです。仲間と一緒におしゃべりしながら歩けば、案外簡単に歩けるものです。

 病み上がりの私も坂道や長い距離を歩くのは自信がありませんでした。例会でも、休み休み、遅れながら皆に付いていくのがやっとという状態でした。そんな状態で下見、例会と繰り返し、少しずつ努力しています。何時かは皆と一緒に歩ける様になりたいと思っています。

 歩く事は当り前‥‥何もしなくても歩けると思っていました。定年(60歳)を前に、これからの人生をいかに生きるかを真剣に考えていました。「人間は足から老いる」の格言に行き着きました。周りを見ても歩けなくなると、動けなくなり、寝たきりになる現実を目の当たりにして、歩く事の大切さを認識しました。人間は本質的に苦痛から逃れ、楽に生きたいと思っています。「歩かない、歩けない」自分を納得さす理由を直ぐ見つけます。別に歩かなくても、今すぐ困る訳ではありませんので‥‥。でも、来年は今より歩く事が確実に大変になっています。誰でも歳を取り老いて行くのです。85年生きて来て実感するのは、まめに動いて、歩く人程、元気です。楽しく生きるためには歩く事、動く事が大切です。うまい酒を飲むためにも、恋をするためにも、旅をするためにも‥‥。

 次会、8月21日(土)「暑さを忘れてブルーベリー摘み」です。この暑さはブルベリーにとっては自然の恵みです。完熟の良質なブルーベリーが誕生します。でも本当の美味が味わえるのは健康だからです。是非、毎日、毎日歩きましょう。暑さなんかに負けず、歩き続けましょう。少しでもいいから歩きましょう。夏を味方にして汗をかいて頑張りましょう!私はあなたの笑顔、笑い声が大好きです。元気なあなたにお会いするのを楽しみにしています。
                                                 村田淳郎
  二二年梅雨

 暑い暑い
 突然の猛暑
 39度C
 灼熱地獄
 鳥も鳴かず
 飛べず
 紫陽花は
 萎れ
 二二年梅雨は
 天災絵図

  村田淳郎

719 写真 渡瀬茂博さん

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