ふと声の
聞きたくなりぬ
夜の秋
岡田敬子(梅林同人)
15号台風は暑さを吹き飛ばし、房総半島に大変な被害をもたらしました。首都圏を直撃する台風は非常に珍しいので、備えが手薄になっていた様です。まさか、まさかで、生活ラインの復旧が遅れています。「天災は忘れた頃にやって来る」と認識を新たにしています。
突然、「早実に不祥事、選抜辞退」のニュースが飛び込んで来ました。ここ2回ばかり、早実のグラウンドを訪ねたのですが、扉が閉ざされていて、練習もやっていませんでした。今は、各地で春の選抜の予選が毎週行われています。まさか名門早実に‥‥練習も自粛か。
町田は今日巡る三校(桜美林、日大三高、早実)と東海大相模が隣接している場所です。全国でも、優勝している高校がこんなに近くに在るのは町田だけです。プロ野球の選手を輩出(王、原、高山、斎藤、桜井、太田、荒木、佐野、清宮、小笠原、福王‥‥)しています。毎年、話題になる選手がいます(早実、清宮弟)。今は4校共に、全国から優秀な選手が集まって来ます。私のたっての願いは、このビクトリー4が毎年、対戦してどんな試合をするか、が楽しみです。こんな試合は高校野球ファンにとっては垂涎の的です。多分、無理でしょうね。当時、無名だった桜美林が初出場で全国制覇(1976年、昭和51年)したのが切っ掛けになり、大学、大学院を有する規模になりました。
日大三高は、1976年(昭和51)に都内から町田市図師町に理想的な教育環境を求め移転して来ました。多摩丘陵を削り、15万平方メートルの広大な敷地に校舎やグラウンドが整備され、のびのびと勉強やスポーツに励んでいます。野球は特にいい指導者(小倉先生)のもと、毎年、強いチームを作り上げています。打撃練習は素晴らしい、他のチームも手本にし見倣うべきだと思います。今では普通になっている徳島池田高校の筋力トレーニングを取り入れた体力づくりと同様に大変重要な練習です。あれだけ練習すれば打撃のチームが出来上がります。
早実は平成15年に国分寺から町田市小山町に隣接した場所(八王子市)にグラウンドを造りました。先輩のホームラン王、王貞治を記念してグラウンド名にしています。毎日、電車で練習に通って来ています。短い時間で効率的な練習をして効果を出しています。
次会9月28日(土)「まほろばの道」を楽しみます。下見を終えて帰り、ホット一息ついてテレビをつけると、橋本を特集(アドマチ)してました。相原高の所にリニア新幹線の駅が出来、これから相模原の発展を予感させる番組でした。相模原開拓に尽力した原清兵衛が1843年から1856年にかけて200町歩(約1,984アール)を拓きました。
今日は平日なので残念ながら練習場だけの見学になりました。次会は土日か祭日にします。多摩丘陵を利用してグラウンドを造っているので、登ったり、下ったりと大変お疲れ様でした。これが多摩丘陵の大変さでもあり、良さでもあります。交通障害になり、自然が残っている要因になっています。本当にお疲れ様でした。気を付けてお帰り下さい。次会も笑顔のあなたにお会い出来るのを楽しみにしております。
村田淳郎
花の命は
短くて‥‥
楽しく、嬉しい
時は短く
無為に
流れる時を
積み重ねる
空しさが
人生
村田淳郎
※無為(むい)…何かしなくてはいけないのにぶら、ぶらしていること。しぜんのままにしておいて、しいてはたらかないこと。
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