どんよりとした小雨混じりの天候、例年なら梅雨明けの時期です。天候は思惑通りに行きません。これも屋外活動の宿命です。唯、神(天)に祈るしかありません。農耕民族の祖先にとって、農作物の出来、不出来は天候次第です。人間の生死がかかった大問題です。それが人知の及ばない自然界の事ならなおさらです。何かに縋(すが)ったり、頼ったりするのが極自然です。災害の多い日本においては、あらゆる所に神は存在します。いろんな宗教を受け入れ、同化してしまうのも不思議ではありません。
何はともあれ、ブルーベリーは日照不足で完熟ではありませんが、熟成した果実を選んで摘んでください。十分に摘みでがあります。浅沼ブルーベリー園は、ブルーベリーの栽培に早くから意欲的に取り組んでいます。町田近辺では20年以上の歳月をかけて育てた立派な果樹がたわわに実を付けています。果実が小さいので摘み取るのが大変です。でも、これだけあれば、熟成すれば1k,2kは楽に摘めます。私は来週、仲間を連れて摘みに来ます。ブルーベリーは「目にいい」と言われ、栄養補助食品として販売されています。目の悪い私は長年に渡り服用していますが、効果の程はわかりません。もともと、気休めに過ぎないと思っています。
一番、万病に効くのはウォーキングです。歩いて汗をかいて、疲れて寝るのが、人間の持っている治癒力を高めたり、病に対する抵抗力を活性化すると思っています。歩くだけで血液の循環が良くなり、アルツハイマーの予防になります。だから、ウォーキングを勧めているのです。だけど、歩き続けなければ効果は実感出来ません。歩き続けるのは、一人では非常に難しい事です。だからNPO・MWA(町田ウォーキング協会)に入り、一緒に歩きましょう。
こんな活動を始めて今年で25年経ちます。未だに事務所は我が家です。世話人はみんなボランティアです。「歩くのは金はかからない、無料でいいのではないか」事故・ケガは付きものです。そのために、参加者に保険を掛けています。コース設定、WC確保のために下見をしなければなりません。雨で参加者が減れば赤字になります。最近は、赤字続きで会はピンチです。会を存続させるためには参加費の値上げか寄付を求めるしかありません。以前は、生協、信用金庫から寄付をいただきました。一番の救いは大勢の方に参加していただく事です。是非、お仲間、ご家族を誘って参加してください。今日から夏休みに入ります。
本日は、暑い中、お出でいただいて有難うございました。ブルーベリーを食べ、元気を付けて夏を乗り越えましょう。暑くても、朝晩の涼しい時を見つけて歩き続けましょう。次会、笑顔のあなたにお会いするのを楽しみにしております。お気を付けてお帰り下さい。
村田淳郎
ふるさと
なまりなつかし
水うまく
風おだやか
父母、同胞(はらから)
眠る大地に
時を刻む
なつかしき
思い出
村田淳郎
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