若き日の
心地よき汗
いま一度
鳥本倭子(梅林同人)
雨々、梅雨だから仕方がないと思っても嫌になります。こんな時こそ、歩いて、歩いて大汗をかけばスッキリします。長年の経験則です。大雨で危険にさらされて人がいると言うのに不謹慎です。
川崎の飛地 岡上(オカガミ)の岡に登り、尾根伝いに歩きます。10分程、急登が続き大変ですが、舗装された歩き易い道です。時々、車が通ります。尾根からは和光大学やTBS緑山スタジオが眺められます。ホトトギス(トウキョウ トッキョ キョカキョク)と鶯が鳴いています。途中、トイレを借りる奈良地区ケアプラザは、機械点検のため水が使えませんので、バケツの汲み置き水を使います。貸していただくだけでも感謝です。
MWAがコースを作る時、一番気を遣うのはWCです。大勢で押しかけて借りられるか、使えるか‥‥でコースが決まると言っても過言ではありません。そのためにNPO(特定非営利活動法人)を取得しました。清掃とトイレットペーパー持ち込みは当たり前の事です。一度、粗相をすると、二度と借りられません。公共施設や学校は親切に対応してくれます。事前の了解と事後の清掃は必然です。最長でも2時間以内にWCが無ければコースは作れません。
外国では野原では動物(犬、馬、猪、牛‥‥)と一緒の扱いです。その方が自然かもわかりません。不衛生ですけど‥‥。世界中にはトイレや風呂の無い国は沢山在ります。我々の日常生活が恵まれている事がわかります。健康のため歩くなんて最高の贅沢です。歩きたくても歩けない人は大勢います。
昭和薬科大学でお世話になる高野教授の言葉で印象が深かったのは、「栄養補助食品では何がいいですか」の問いに即座に「水」ですと返答された。なるほどだと納得出来ました。水だけで人間は一ヶ月以上生きられます。どんな高価な栄養補助食品でも、それだけでは生きられません。水が無くなると人間は死にます。高野先生には水の大切さを改めて教えていただきました。
次会7月13日(土)「涼・成瀬尾根散策」で神奈川県(横浜市)と東京都(町田市)の境界の尾根と道を歩いて鶴川駅(小田急線)に向かいます。なかなか趣のあるコースです。是非、お出でください。
本日は、雨模様にもかかわらず、お出でいただいて有難うございました。人は歩けなくなると生気が無くなります。人間は歩いて生きる動物です。「年寄りだから歩けない」は言い訳です。歩いてないから歩けないのです。歩かなければ歩けません。年齢は関係ありません。頑張りましょう。次会も笑顔のあなたにお会い出来る事を楽しみにしております。
村田淳郎
※粗相(そそう)…不注意のために起こす、ちょっとした失敗。そこつ。 ※必然(ひつぜん)…そうなることが決まっている。
ステーキ
あれやりたい
これやりたい
が
どうでもいいや
めんどうだ
になって来た
梅雨、晴れ間
たまには
ステーキでも
くうか
村田淳郎
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