たけのこや
風に熱りの
皮を脱ぐ
田中君子(梅林同人)
横浜線に沿って北に向かうと、武蔵と相模の国分寺の瓦を焼いた窯跡(10世紀~11世紀)3基が見つかった陽田谷戸です。横浜線の開通を急ぐあまり、窯跡は埋め戻され、分からなくなってしまいました。今は畑になっています。北側の森は八王子市と町田市の境界の尾根です。緩やかな登山道を10分程登ると眼下に新興住宅が広がります。八王子市側の尾根は削り崩されています。町田市側は七国・相原特別緑地保全地区として保全されています。気持ちの良い尾根道をゆっくり登ったり、下ったりしながら大鷹の森(陽田川源流)を通り、鎌倉古道と七国峠(ひちこくとうげ)に行き着きます。
相原中央公園一帯は町田市が管理をしているので、手入れが行き届いていて軽快に歩けます。毎回、トイレを借用する東京家政学院大学で、「NPOならトイレ借用許可を出しやすい」と助言をもらい、NPOを取得する切っ掛けになりました。円林寺墓地の側を通り、法政大学構内に入ります。下り坂の途中に、知らなければ見過ごしてしまいそうな多摩送信所跡の碑が在ります。昼食は総合棟前で取ります。ここが9㎞のゴールです。
道を間違え偶然見つけた法政大学ジョギングコースを歩きます。森の中を縫うように整備された山道が続いています。殆ど人とは出会いません。こんな爽快なコースにも若者は見向きもしません。館町バス停に出て、町田市で一番北側に位置する権現平を目指します。権現平で高尾山に向かう道と行き交い、道標(みちしるべ)が雨乞い山を教えてくれます。ここから30分足らずでゴールです。最後は特に足元に気を付けて歩きましょう。都立大戸緑地で完歩証を差し上げます。
次会5月19日(日)「招待・頑張れ!ゼルビア応援ウォーク」です。小田急線玉川学園前駅から野津田陸上競技場を目指します。鶴川から鶴見川沿いに向かうのより、道が変化に富んでいて楽しいと考えてコースを作りました。大声で声援を送り、日頃の憂さも晴らしませんか。勝利の雄叫びを上げ、祝杯を上げようではありませんか。多摩には勝利の美酒に酔うのもいいもんです。頑張れゼルビア!
本日は登ったり、下ったりとお疲れ様でした。車道を避けてコースを作ると、こんな道になります。長年にわたり、裏街を歩いている日陰者です。以後、お見知りおき、ご支援の程、お願いいたします。お気を付けてお帰り下さい。
村田淳郎
歩く
何時も
歩いている
何処へ
行くのか
何処まで
行くのか
行方定めぬ
野良犬稼業
無我、無心
悟りの道は
まだ遠く
唯、ひたすら
歩くのみ
村田淳郎
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